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 ■ ライオンズの名称の由来・・・

        
 新しいクラブが各地に結成され、既存クラブにも数多くの新会員が入会する昨今、ライオンズクラブの名称の由来について、改めて質問されるむきが少なくない。1960年2月メルビン・ジョーンズの創立者としての権威ある書簡によれば 「 ライオンズ 」 名称の由来は次のとおりである。
当時、シカゴの実業界の一員であったメルビン・ジョーンズは、実業界の面々が結束してクラブをつくり、自分たちよりも不幸な人々を援助することはできないものか、と考えたのです。あちらこちらと奔走した結果、1917年6月7日、シカゴ市のホテル・ラサールで最初の集会が持たれて、我々の協会が創立されたのです。
「 ライオンズ 」 という名称は、
動物のライオンによって象徴される意味において私が選んだものです。
一般に想像されるライオンの資質---勇猛と怯懦、賢明と愚鈍、善意と悪意などのいずれであるか---について
は、人々の意見もまちまちでしょうが、ライオンを一つの象徴としてみるならば、それは 「 徳行 」 を具現するものと申せましょう。この名称は、出たら目につけたものではありませんし、またこじつけた新語でもありません。 紀元前2200年の昔から、ライオンは、すべてよきものの象徴でした。それゆえにこの名を選んだのです。
勇気、強い力、活動力と誠実という四つのすぐれた資質のために、この名称が選ばれたのです。特に誠実はライオンズ会員にとって特別に深い意味を持つものです。ライオンは古今を通じ、どこの国でも
誠実さの象徴とされています。それは友人に対し、自己の職務に対し、また、自己の属する団体に対して誠実であることを意味します。

一方、協会名を変えようという運動が発足後2年間続けられました。改称論者は、第一次大戦で勇名をはせた陸軍部隊 「 レインボー 」 や、創立クラブの一部にあった 「 ポーテックス 」 の名を主張した。そんな時、1919年、シカゴにおける第3回大会の初日の昼食会において、ハルステット・リッターというデンバーの若い弁護士が、「 ライオニズムの力 」 と題してスピーチを行った。彼はライオンズの名に触れ、次のように述べた。
「 これは、我々が常に賞揚してやまない資質---友愛、親善、個性、意志---のすべてを備える百獣の王の名と同じであるばかりでなく、我々市民としての真の意義と基盤を表すものと私は確信します。すなわち,L(Liberty)、I(Intelligence)、O(Our)、N(Nation's)、S(Safety)であります。皆さん、これをバナーに記し、心に刻みこみ、万人を魅了するに違いないこの文字を高らかに掲げようではありませんか 」
話が終わったとき、ライオンズの名称は確固となった。後年、この文字の組み合わせは協会のスローガンとして採択された。

 ■ ライオンズ・マークについて・・・

      
マークの意味・・・

会員とクラブが、ともに一つになって進むことを意味する。円の中にある大きなLは、法(Law)、自由(Liberty)、労働(Labor)、忠誠(Loyalty)、愛(Love)、生命(Life)、ライオン(Lion)、を象徴するものである。ライオンの顔は2方向を向いているが、これは非利己的な奉仕をあらゆる方向に向かって行うことを意味し、かつ、1頭は過去の輝かしいライオンズの歴史を見守っており、他の1頭は前途遼遠たるライオンズの未来を見つめている。

色=紫と金色・・・
ライオンズクラブにおいては、紫は、国家、友人および自己、さらに自己の良心に忠実であることを意味し、金色は、清廉な生き方、真摯な志、偏らない判断、寛大な心をもって人に接し、物心両面の援助を惜しまないことを意味している。そして、この紫と金色の配色は、協力と陶冶、啓蒙と呼応および更新を象徴している。

 

 ■ ライオンズクラブ国際協会の沿革とその組織・・・

          
 ライオンズクラブ国際協会は1917年アメリカ合衆国シカゴ市で誕生した。創立者メルビン・ジョーンズは当時シカゴ市において保険代理店を経営し、ある実業団体の会員として市の有力者たちと交際しているうちに、こうした集まりが単なる商売上または社交上の集まりにとどまらず、社会のためになにか有益な団体となり得ないだろうかという夢をいだきはじめた。そこでメルビン・ジョーンズは合衆国内の各種団体に呼びかけて、各地の指導的立場にある人々による社会奉仕団体の結成をもくろんだのである。かくして1917年6月7日シカゴ市のホテル・ラサールのイースト・ルームで、合衆国の各地から集まった約20名の代表者が最初の会合を行い、そしてその年の10月8日から10日までの3日間22クラブの代表者36名がダラス市のアドルファス・ホテルに集まって第1回の大会を開催し、ここに正式に「ライオンズクラブ協会」の名称を採用したのである(初代会長W.P.ウッズ)。

1920年3月12日、カナダ・オンタリオのウインザー市にアメリカ合衆国外の第1番目のクラブが結成され、協会の名称も「国際協会」となった。以来メルビン・ジョーンズが協会とともに歩んだ半世紀の間に、協会の目的と綱領に対する共鳴者は全世界に広がり、現在では世界189カ国に137万を超える会員を擁する世界最大の国際的社会奉仕団体となった。正式の名称は「ライオンズクラブ国際協会 The International Association of Lions Clubs」(通称はLions Clubs International)で、本部は300 W 22nd Street, Oak Brook, Illinois 60523-8842, U.S.A. にある。これは、1953年の国際大会決議によってシカゴ市のミシガン大通りに設置された本部を、1972年、20年ぶりに移転したものである。

メルビン・ジョーンズは、1961年、82歳の生涯を閉じたが、この偉大な創立者に対し、1958年、国際理事会は「創立者兼総幹事」(Founder and Secretary-General of Lions International)の称号を贈って、その功績をたたえている。国際協会は、毎年開催される国際大会で選出される国際会長、2名の副会長および33名の理事並びに前会長で構成する国際理事会によって運営される。1978年6月、東京において開催された第61回国際大会では、故L. 村上薫が、日本から初めて第3副会長に選出され、1981-82国際会長を務めた。ついで、1987年7月、台北において開催された第70回国際大会ではL. 小川清司が第3副会長に選出されたが、1989年9月、第1副会長在職中に志半ばにて逝去されたことは、まだ記憶に新しい。理事の任期は2年で、毎年半数ずつ改選されるが、それ以外の役員の任期は1年である。理事は、世界のライオンズ国を大きく七つに分けた地域からそれぞれ1名ないし数名が選出される。日本は「東洋東南アジア」地域に属している。

すべてのライオンズクラブは、ライオンズクラブ国際協会からチャーター(認証)されて初めて国際協会の一単位クラブとなるのであるが、同時に国際協会会則および付則を遵守する義務を負うことになる。
ライオンズクラブは単なる社交クラブでもなく、また慈善団体でもない。各ライオンズクラブは国際協会を構成する一単位で、クラブ会員の力を結集して諸般のアクティビティを実行する社会奉仕団体である。会員は、善良な徳性の持ち主で、地域社会において声望のある成人の中から厳選され、入会は招請のみによる。会員はクラブ、地区および国際協会の役職こ就く権利並びにあらゆる表決を要する事項に対する投票権を持ち、また例会出席、速やかな会費納入、クラブ活動参加およびクラブが地域社会によい印象を与えるような行動の義務を負う。あらゆる提案や企画は、まずクラブ理事会において検討され、理事会がこれを適当と認めた場合は、実施計画を立案して例会に提出し、承認を求める。承認を受けると理事会は全会員の協力のもとにこれを執行する。クラブ会長が任命した各委員会は理事会の諮問に答え、計画立案および実施に当たって理事会を助ける。これがライオンズクラブ運営の原則である。

全世界44,000のライオンズクラブは737の地区(単一、準、暫定)に分けられ、各地区はその年次大会で地区ガバナーを選出する。地区ガバナーは国際協会の役員で、国際理事会の一般的監督のもとに所属地区において国際協会を代表する。その任期は国際年次大会閉会時から次回国際年次大会閉会時までである。地区ガバナーは地区をいくつかのリジョンに、リジョンをさらにいくつかのゾーンに分けて、それぞれリジョン・チェアマン、ゾーン・チェアマンを任命する。また地区ガバナーは前地区ガバナー、副地区ガバナー、キャビネット幹事、会計、リジョン・チェアマン、ゾーン・チェアマン、地区委員長などをもってキャビネットを構成し、その議長となる。
いくつかの地区が集まって複合地区を構成する場合は、構成準地区の地区ガバナーはガバナー協議会を組織し、複合地区の運営に当たる。1976年6月まで日本のライオンズは302E・302Wの二つの複合地区に分かれて運営されていたが、各複合地区内のクラブ数、会員数、準地区数は世界の各複合地区に比べてあまりにも大きくなってしまった。その結果生ずる種々の問題、すなわち、クラブからの代議員定数を受け入れられる複合地区大会開催都市が限られてしまったこと、地域社会に密着した複合地区運営が困難になったこと、その他を合理的に解決し、日本ライオンズの一層の発展を図ろうとの趣旨で、複合地区分割が決議され(第21回302E、302W各複合地区大会)、国際理事会の承認を得て1976年7月から日本ライオンズは八つの複合地区に分かれて運営されている。
各複合地区は独立した権限と責任を持ち、それぞれの複合地区会則に基づいて運営され、この上にいくつかの複合地区を統括するような組織を作ることはできない。このことを踏まえたうえで、日本ライオンズに共通な事項については、8複合地区各種連絡会議を持ち、融和協調のうちにその進歩向上を図りつつある。

 ■ 日本のライオンズクラブのこれまでと今後・・・

              
我が国のライオンズクラブは1952年3月に初めて東京に誕生した。当時なお険悪な対日感情をいだいていたフィリピンのマニラ・ライオンズクラブによってスポンサーされたのである。この恩讐を越えて人類の進歩と平和を願うライオンズ精神は、日本の指導者たちをいたく感激させ、以来わずかの年月に多数の会員を獲得し、今までずっと世界第2位のライオンズ国となっていた(ただし2002年3月現在第3位)。これは、日本ライオンズ草創時代の会員の使命感と、熱心な新クラブ結成、会員増強こよるものであるが、もともと日本人の中につちかわれていた社会福祉に対する理解と、戦後日本の改正憲法に現れた民主性、国際性に沿って、国勢伸展の時流に乗ったものであることも見逃すことはできない。

もともと、ライオンズクラブは国際協会の目的に示されているとおり、よい公民の原則により、地域社会の生活、文化、福祉および公徳心の向上に積極的関心を示し、国際的、民主的社会の発展を目ざして運営されるもので、1960年5月、新潟における第6回302-E地区年次大会で採択されたわれわれは知性を高め、友愛と寛容の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進するというライオンズの誓いは、ライオンズクラブの会員である誇りとその責任を、端的に表す言葉であるが、その後ライオンズクラブ国際協会の目的が改正され、目的の中の寛容の精神という言葉は相互理解の精神に置きかえられた。これに呼応して各複合地区において次第にライオンズの誓いの改正が行われ、項在では8複合地区のすべてが「寛容の精神」を「相互理解の精神」と改めた誓いを採択している。
現在我が国ではLiberty、Intelligence、Our Nation's SafetyのスローガンとWe Serveのモットーのもとに、多数のクラブ会員が活発にクラブ・アクティビティ(奉仕活動)を行っている。ライオンズクラブによるアクティビティの内容は、あらゆる分野にわたり、それぞれのライオンズクラブが生活、文化、福祉および公徳心の向上発展のためにその役割を果たしているのである。
しかし、あまりに急激な発展をしたために、そこには数々の反省すべき点、懸案となるべき問題が生じてきた。クラブの運営またはアクティビティのあり方などに、無批判に過去のやり方を採り入れてはいないか。またライオンズクラブ会則および付則標準版(以下「クラブ会則」という)の解釈などに間違いはないだろうか。

 ■ メンバーであるということはどういうことか・・・

         
 ライオンズクラブは業界団体でもなければ、親睦団体でもありません。一つの社会奉仕団体です。
メンバーは奉仕活動をする上では全員平等です。社会的地位も、肩書きも、年齢も、貧富も一切関係ありません。メンバーとなった以上クラブ内では皆一人のライオンです。
 とは言っても、ライオンズクラブも社会の縮図ですから、いろいろな考えのメンバーがいるのも事実です。そして、あなたの考えが周囲と違っていると思うこともあると思います。しかし、友達を作りたい、勉強をしたい、そして社会奉仕がしたいと思って入会したのなら、自分からそのように考え、行動しなければ誰もやってはくれません。野球のチームに入って、サッカーをやりたいと言っては困ります。サッカーがやりたければサッカーのチームに入るのが普通です。
 では、メンバーであるということはどんなことか、また、メンバーとしての資格とはどんなものでしょう。
         

 ■ メンバーの義務・・・
             
         会則に決められているメンバーとしての基本的な義務は次のとおりです。

           
1.例会出席・・・
2.速やかな会費納入・・・
3.クラブ活動への参加・・・
4.地域社会に良い印象を与える行動・・・

 そして、ライオンズクラブの 『 スローガン 』、 『 モットー 』、 『 ライオンズの誓い 』 は言うまでもありませんが、 『 ライオンズの道徳綱領 』 も我々の行動の指針です。
ライオンズクラブの 『 目的 』 とは何かを確かめるときに、今一度一緒に確認しておいてください。( 会則第1条、第2条 )
 ライオンズクラブは世界最大の国際的社会奉仕団体なのです。そして、所属クラブも含めて、ライオンズクラブの歴史、有り方、ルール(標準版クラブ会則)に良く目を通しておきましょう。

 ■ メンバーは、いつかは必ず役員になる・・・

          
 なぜなら、役員になることは、ライオンズクラブがその目的を遂行するための最大のアクティビィティーだからです。というのは・・・・・・

           
  単一クラブにおいて、アクティビィティーという最大の目的を達成するために、全メンバーの力を集めるべくクラブを運営していくのはその時の執行部です。
会長を始めとする各役員の力によって、メンバーの力がアクティビィティーに向けて結集され、その力が最大限に発揮できたとき、クラブは最大のアクティビィティーが出来ます。
だからこそ、役員になってメンバーをまとめ、その協力を得られるようにすることが最大のアクティビィティーとなるのです。

 そして、ライオンズクラブの役員構成も一つの組織ですから、会社に似ていて、部長や課長、取締役にあたるような役があるかも知れません。でも、社会での肩書きや地位が何であれ、クラブ内でそれぞれの役職についたときは、その役目が効果的に演じられなければいけないのです。
 そして、自分たちの選んだ役員を批判してはいけません。選んだのは自分たちだからです。人が役員をやっている時に 『 私は役員じゃないから知らないよ。勝手にやれば・・・。 』 といっている人に限って、自分が役員をやっている時には 『 誰も私を手伝ってくれない 』 と言うのです。
          

 ■ 全員が次期の役員候補です・・・

           
 個人であれ、法人であれ、企業にとっても、また家庭においても、後継者の育成はかかせないものです。これはライオンズクラブにおいても同じです。でも、ライオンズクラブでは全員が明日のクラブを担う人たちであるはずですし、誰でも次期役員候補であるといえるところが違います。
 問題はクラブ運営に慣れているかどうかです。しかも任期が一年の役員ですから、運営に慣れた執行部候補が次々と居てくれないと困ります。
ところが、元会長が何年も理事や委員長になっているようでは、新人が役員としての勉強をする場所がありません。そうなると、クラブ運営の未経験者ばかりとなって、つい 『 あの人にはまだ任せられない 』 ということになってしまいます。新人にどんどん理事会構成員になってもらい、クラブ運営を経験してもらうと同時に、それを先輩が暖かく見守って、クラブ運営になじんでおいてもらわないと、クラブ運営は活性化しませんし、やがて行き詰まり、クラブの衰退につながります。
          

 ■ 参加すること、協力すること・・・

            
 クラブは学校と違い、大人の集まりです。人から教えてもらったり、与えてもらったりするところではありません。自分から参加し、求めていくことが必要です。
 自分にもクラブメンバーの一員としての義務と権利があります。 『 自分は偉いんだ 』 という覇権主義を排除するだけでなく、積極的にクラブ行事に参加しなくてはならないと思います。 『 一人の英雄もなく、一人の非協力者もいない 』 ことが理想ではないでしょうか。
 そして、誰もが役員になり、役目が終われば今度は一人のメンバーなって、新しい役員を助けていくのが大人だと思いませんか。皆平等で、一人のメンバーです。だから、役員も全員による当番制になっているのです。
           

 ■ メンバーは社会のリーダーです・・・

             
 ライオンズクラブが、その存在を地域社会に認めてもらうためには、クラブを支えている一人一人のメンバーが指導力をもって地域社会に接していかなければなりません。
そして、ライオンズクラブが芯になって、その地域社会を巻き込んで、より大勢の力でアクティビィティーをしていくことが住み良い社会を作っていくことではないでしょうか。
それがライオンズクラブをPRすることであり、その働きかけに必要なものが指導力です。口で言うだけで、行動を伴っていなければ誰も付いてきません。クラブメンバーとして率先して行動を起こし、皆の心にボランティアという熱い火をつけるのが指導力です。
 指導力とは、いろいろな手段、方法によって、相手をより良い方向、より望ましい方向に動かす力です。その力を持った人々がメンバーとして集まったのがライオンズクラブです。指導力は社会生活のすべてのことに当てはまります。営業、販売、教育、競技、経営、どこにも必要な力が指導力ではないでしょうか。政治、国際外交もそうです。今、日本は一国の首長の指導力が問われています。政党も企業もクラブも同じことです。
           

 ■ メンバーは楽しい例会を望んでいます・・・

             
 楽しい例会とはどんな例会ですか? 寄席のように笑わせてくれる例会ですか?
 人によって 『 楽しい 』 の意味は違います。趣味や考え方の違うメンバー全員を満足させる例会などありません。執行部が楽しくしようと工夫しても、メンバーが応じてくれなければ、どうにもなりません。それと、 『 楽しい 』 というと、すぐ 『 仲良し 』 につながります。たしかに、仲が良いということは仲が悪いよりもずっといいことではあっても、仲良しクラブを作ることが目的ではないのです。仲良しが協力しあって我々の社会を良くすること、社会奉仕活動に驀進することがライオンズクラブの最終の目的なのです。

           
ライオンズクラブという団体があったからこそ、ライオンズクラブに入会したからこそ、今付き合っている素晴らしい仲間、仕事を離れて心から友人として刺激しあえる人、語り合っていける人と知り合えたのです。
 この出会いを大事にして行きたいですね。自分の商売を離れて、自分の意見を率直に話せ、他業種の人と意見の交換が出来る場がライオンズクラブなのです。その交換の輪を所属クラブから、他区へ、世界へと拡げることこそ国際的といわれる団体の特権なのです。
                        
 ■ 入会勧誘の手引き、メンバーになるにはスポンサーが必要です・・・

             
 既にメンバーとなってい人が、入会希望者のスポンサーとなってクラブに推薦し、クラブが承認したとき初めてメンバーになれます。
同じように一つのクラブを作るのにもスポンサーとなるクラブかキャビネットが必要です。それを国際協会が認証したとき初めて一つのライオンズクラブとして存在出来るのです。
           

 ■ 入会勧誘の手引き、LCは地域社会に奉仕する団体です・・・

             
 ライオンズクラブ結成の目的の一つは、 『 地域社会に奉仕する 』 ことです。そこで、単一クラブの活動地域を決定し、その地域社会に対して奉仕活動をするようにしています。というのは、同一地域に重複してクラブを作ると奉仕活動がその地域にかたよってしまうと同時に、クラブのない地域には奉仕活動が行われないという恐れが出てくるからです。( 国際会則第3条 )
 だから、所属クラブの地域を大切にしたいものです。アクティビィティーも先ず第一に所属クラブの地域にしてこそ、地域からその存在を認めてもらえるようになるのです。地域から浮き上がったクラブ、地域にライオンズクラブがあることを知らされていないクラブは、特定の人間だけが集まった仲間うちの遊びのクラブと言われても仕方ありません。
           

 ■ 入会勧誘の手引き、世界最初のライオンズクラブ・・・

             
 1917年 ( 大正6年 ) アメリカのシカゴで、あるビジネスマンサークルに入っていたメルビン・ジョーンズによって、 『 せっかく集まった会員が、ただ食事をしながら商売の話だけで終わるのは残念だ。なんとか社会の向上に役立てたい 』 との願いから結成されました。
 その後次々に枝分かれして現在世界の189カ国に約4万4千のクラブがあり、約136万人のメンバーが参加しています。 なお、国際協会の本部は、アメリカ・イリノイ州オークブルックにあります。
 日本人で初めて国際協会の会長になったのは、故・村上薫L。なお二人目になるはずだった故・小川清司Lは残念ながら第一副会長の時に亡くなりました。
        

 ■ 入会勧誘の手引き、日本最初のライオンズクラブ・・・

             
 太平洋戦争後の1952年 ( 昭和42年 ) に、マニラライオンズクラブがスポンサーとなって、東京ライオンズクラブを結成したのが日本での最初です。
 そして、今日本全体では、3342クラブ、135千名のメンバーが活躍しています。
 また、330A地区では、195クラブ、6116名 ( 平成15年1月現在 ) のメンバーが活躍しています。
         

 ■ 入会勧誘の手引き、所属クラブの創立と生い立ち・・・

             
○ あなたは自分のクラブの歴史を知っていますか?
○ 結成されたのは何年何月ですか?
○ その時のスポンサークラブはどこでしたか?
○ なんという子クラブを、いつエクステンションしましたか?
○ 今年で結成何周年になりますか? 

そして、所属クラブが今までにどんなアクティビィティーを実行してきたか、また、これから行おうとしているアクティビィティーは何かをまとめておきましょう。
           

 ■ ライオンズの組織、ゾーンってなんだ?・・・

             
 ライオンズクラブは一つ一つのクラブが、アメリカにある国際協会と直結しています。でも、社会のグローバル化にともない、クラブ同士が協力しあって、より広範な地域にアクティビィティーをする必要性も出て来ました。そこで次のような身近な組織が出来ています。

 

 ■ ライオンズの組織、執行部ってなんだ?・・・

             
  『 執行部一任! 』 というけれど具体的に誰に一任したのか判っていますでしょうか?
会長、幹事の二人はクラブを代表することが多く 『 会長・幹事 』 と呼ばれています。
 『 三役 』 は、会長、幹事、会計です。
 『 五役 』 は、 『 三役 』 にライオンテーマー、テールツイスターを加えた五人を指します。
 そこで、 『 執行部 』 ですが、これはクラブによって考え方が違っているようなので、よく確認し、あいまいになっていれば決めておく必要があります。
 一般的には、理事会構成員のうち理事を除いた役員8人 ( 五役に前会長と二人の副会長を加える ) をさして 『 執行部 』 という場合が多く、理事会は、 『 執行機関 』 と呼ばれています。( 会則第8条E(1) )
           

 ■ ライオンズの組織、役員ってなんだ?・・・

             
 役員とは、会長、前会長、第一副会長、第二副会長幹事、会計、ライオンテーマー、テールツイスター、一年理事、二年理事をいいます。( 会則第7条 )
 第一第二副会長以外で副の付く人 ( 例えば副幹事など ) は標準版会則では役員ではありませんが、理事会構成員に加えたい時は、クラブ内規で決めておくと良いでしょう。
 立川クラブでは、上記の他に、第三副会長、副幹事、副会計、会員委員長を理事として定めています。
          

 ■ ライオンズの組織、委員会ってなんだ?・・・

             
 委員会は会長の諮問機関です。したがって、必要に応じて設置されます。また会長はすべての委員会の職権委員となります。( 会則付則第4 )
 委員会は会長や理事会の諮問に応えて、理事会で決議する前に十分な調査・討議・検討をして答申する役目を持っています。クラブを活性化するには委員会活動を活発にすることでしょう。( 会則第8条 )
          

 ■ ライオンズの組織、例会ってなんだ?・・・

             
 例会出席はメンバーの義務だといわれますが、では、例会とはなんでしょう。例会は、 『 一般に関心のあるすべての問題を自由に討議出来る場 』 として設けてあるともいえます。そして例会はライオンズクラブの目的である社会奉仕活動をするための最終決議機関でもあるのです。理事会で決めたことを承認する一番大事な会合です。株主総会でもなければ、出席して食事をして、雑談をするためだけのものではありません。
         

 ■ ライオンズクラブの会則とは・・・
   どうなっていて、なぜ守らなければならないのか?・・・

             
 ルールは 『 常識 』 です。例えば、出欠の返事を出す。会費や負担金を払う。決められた仕事を行い、組織の一員として協力する。こうしたことはライオンズクラブでなくても、社会人であれば当然守らなければならない最低の約束事です。そうした 『 常識 』 を文章としたものが 『 ライオンズクラブ必携 』に掲載されている 『 ライオンズクラブ会則および付則標準版 』 をクラブ・ルールとしています。ローカルルールが必要な時は内規として決めたら良いと思います。
 理事会などでルールを持ち出すと 『 ルール、ルールとばかり言っているのでは温かみがないし、人間関係がギスギスしてしまう 』 という人がいますが、ルールがないと、同じ事をしても、人によって文句を言われたり、言われなかったりするという差別が出てしまい、かえって不公平になり、人間関係はギスギスします。

           
 ルールは公平・平等で自分の都合で変えることは出来ないのです。だからルールなのです。ものごとを決めるのに、特定の人間 ( 仲間 ) には甘くし、別の人間 ( 反対派 ) には厳しくすることは不公平です。
誰にでも平等に接するにはルールを適用し、それを守ることが一番大切ことなのです。

              
 ■ 会員のドロップ防止対策はあるか?・・・
   友を失わない方法と、友を失う方法・・・

             
 せっかく入会したメンバーが退会していくのは大変残念なことです。クラブライフが楽しくて、自分にとってメリットがあれば、誰しも退会することなど考えないものです。しかし、会社の都合、病気、その他止むを得ないものは仕方ありません。問題は人間関係のもつれや感情の問題だと思います。ライオンズクラブは自我の確立した人間が集まって一つの社会を形成しています。
ということは、周囲を無視して自分の思い通りにしようとすれば、必ず反発があるのは普通です。グレシャムの有名な法則 『 悪貨は良貨を駆逐する 』 を適用させないようにするのが、大人の智慧です。

 『 自分の意見を無理やりに押し通す 』 
 『 自分の利益だけを第一に考える 』 
 『 他人の気持ちを考えない 』 
 『 ルールを無視する 』 
 『 人をけなす 』 
 『 成功は自分の力に、失敗は他人の責任にする 』 
 『 自分の殻から抜け出さない 』 
 『 皆の中に入っていかない 』 
 『 人と協力をしない 』 
 『 自分も同じ事をしているのに、他人がしている事を非難する 』 
 『 物事に責任を持たない 』 
 『 自分がいつも中心になっていようとする 』 
 『 金銭にだらしない 』 ・・・・・等々。
         
 『 こんな人とは友達になりたくない 』 と考えていくとまだまだ出てきます。また、こういう人がクラブで力を振るうと必ず退会する人が出てくるのが普通です。なによりも怖いのは、自分がそうしたことをしていても、自分ではそれに気が付いていないことです。
           

 ■ 会員のドロップ防止対策はあるか?・・・
   時によってはドロップを恐れないこと・・・

             
 自分の思い通りにならないからといって、 『 私は退会する 』 という人を止めないのも、その他のメンバーの退会を防止する一つの方法です。
その人に譲歩して、言うとおりにすればその時は退会を思い止まっても、また次に思うとおりにならない時があると、また、 『 私は退会する 』 といって自分の希望を通してしまうことが多いのです。
 結局はその人の個人感情でクラブが動かされていることになります。クラブは個人のものではありません。
 また、時によっては除名と言うことになることも恐れずに退会を認めて上げるべきです。除名をするのはクラブとして不名誉だという意見もありますが、除名も出来ないようなクラブの方が社会的信用は落ちます。クラブとしての誇りを持ちたいものです。( 会則第6条 )
           

 ■ 間違いやすい運営や処理をしていないだろうか?・・・
   例会出席とメークアップ・・・

             
 例会出席は、メークアップするよりも、出来るだけ自分の所属クラブに出席するのが本当だと思います。所属クラブに出席すれば、ドネーションも、労力アクティビィティーも所属クラブに出来るからです。まず所属クラブで活躍しましょう。
 しかし、他クラブの例会に出席して、色々な例会形式を参考にして所属クラブの活性化を図ったり、交流の輪を広げたりすることも大事なことです。
           

 ■ 間違いやすい運営や処理をしていないだろうか?・・・
   例会はクラブの最終決議機関です・・・

             
 例会に 『 幹事報告 』 の時間があります。 『 理事会報告 』 という場合もありましょう。しかし、幹事が一生懸命話しても、それを聞いているのは小数の人で、大半のメンバーが私語雑談をしているというクラブも見受けます。幹事も、機械的に報告するだけでなく、メンバーもただ聞くだけでなく、報告されたことに対して承認をするのが例会です。例会は、クラブの最終決議機関であり、クラブの先行きを決めていることを忘れないように。
         

 ■ 間違いやすい運営や処理をしていないだろうか?・・・
   ライオンズクラブは慈善団体とは違います・・・

             
 奉仕団体と慈善団体とは違います。年度始めになると、いろいろな団体から寄付の要請があるのが普通です。
金をくれというから上げるのは慈善であって、何とか自立しようと自力で必死に努力している人たちを探して、要請が無くても、こちらから一緒になって手伝うのが奉仕ではないでしょうか。
           

 ■ 間違いやすい運営や処理をしていないだろうか?・・・
   チャリティー行事について(1)・・・

             
 アクティビィティーの資金を集めるために色々なチャリティー行事、例えばチャリティーゴルフ大会、チャリティーバザーなどわ行いますが、主催がライオンズクラブだし、参加者を勧誘し易いからと他クラブに協力を求めるのではなく、出来るだけ広く地域社会に働きかけ、参加者にはメンバー以外の人たちを集めて、貴重な資金や労力を提供してもらい、同時にライオンズクラブの実施するアクティビィティーの目的をよく認識してもらうこと、それが、ライオンズクラブの地域社会に対する指導力を発揮することだと思います。
 なお、アクティビィティー資金を他クラブの会員に求めることは、国際会則第12条4項に抵触する恐れがあるとの見解も出ています。
           

 ■ 間違いやすい運営や処理をしていないだろうか?・・・
   チャリティー行事について(2)・・・

             
 チャリティー等で資金を集めてからアクティビィティー先を探すのではなく、どうしても実施したいアクティビィティーがあって、それに必要な資金はいくらあれば良いのかを考え、そして必要な資金を集めるのがライオンズクラブとしてのチャリティーのあり方ではないでしょうか。
 また、アクティビィティー先に対する奉仕活動は 『 昨年同様に 』 と安易に決めるのではなく、よく調査検討したいものです。物価の上下、アクティビィティー先の状況の変化などによって、必要とする資金等が変わる場合もあるのです。
 継続アクティビィティーは、どこまで達成されたら自立をしてもらうかという目標を設定するのも方法です。ある特定の団体だけを支援するサポーターも必要ですが、新しい支援先を、光の当たらない世の隅から探してくるのがライオンズクラブのアクティビィティーのあり方の一つです。
 ユダヤに 『 飢えている少年に魚を与えても、食べてしまえばまた飢える。魚の捕り方を教えれば一生飢えない 』 という諺があります。

一部、Japan Lions Club 全複合地区の WEB から引用しています。