「年寄りのたわごと・その2」  沢井 武重 L
           

             

 1965421日に、立川ライオンズクラブを結成し、その年の103日にチャターナイトを挙行して以来38年を経過して結成会員も、いつの間にか私と中村定夫Lの二人だけになった。
 思い起こせば、クラブ創立当時は東京オリンピック景気で国内は沸き、経済状態は頗る良く、従って我がクラブ会員も、結成時の5名から20名、そして其の後のバブル到来時まで100名を数えるまでに成長した。但し其の後のデフレの時代を迎えて、経済不況の波に合い、クラブ会員数も、休会、退会者が多くなりつつある現状である。
 38年を経て、当然の事ながら、会員も数を増してきたし、又病の為に休会、退会する者、又病気療養する会員が今後益々増加するであろうと予想される状態である。
 又、今日この頃は、株価の低迷等、デフレが一段と強くなり我々クラブ会員も影響なしと考えられない現在の状況である。さてクラブの先行きを考えるとき、人は誰しも、我が身が可愛いものである。自分の好きなように生きていたいと欲するものである。
 だがそれでいて、他人の為に何か役に立ちたいと思うほのかな気持ちを、心の片隅に持ち合わせている者らしい。
 それは本能にも似た尊い衝動のようなものだとする指摘がある。これこそがライオンズメンバーの持ち合わせている尊い心情であると考えられるものである。やってみたい事がすぐに叶えられる喜び、夢が形になって現れる喜びを実感出来る時代になり、多くの人々は。手近かな夢や理想に満足して、目先ばかりを追いかける行動を優先させていないだろうか。ライオンズクラブの将来を考えた時、自分達一代で完結出来ずとも、子供達や孫が、又仲間達が代々受け継いでいける雄大なるビジョンこそ今のクラブに課せられた大切な事の様な気がするのである。
 ライオンズクラブの奉仕とは今迄は、「陽のあたらぬ所に陽を当てよう」でしたが、これからは、社会奉仕の一環として地域の、青少年問題、老人対策、環境問題等の為に、我々ライオンズクラブが取り組まなくてはならない課題です。
 最後に「キングスレー・ウオート」は言っています「奉仕とは、自分に対する善行です」
 又、「たった一人しかない自分を、たった一度しかない人生を、本当に生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか。」と・・・。
 先覚者達は、我々に「一隅を照らす」事を教訓として、さとしている。
 以上、年寄りのたわ言としてご笑納下さい。